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2006.03.15 水
CATS 2006.03.15 マチネ
仕事と仕事の谷間を発見して、突発をするなら今だー!!とばかりに、新キャスト見たさに久々の平日突発をしてまいりました。
本当に初めて観た方はお一人なんですが・・・なんかちょっと新鮮キャッツです。
++本日のキャスト++
グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 谷内 愛
ジェニエニドッツ 鈴木由佳乃
ランペルティーザ 真鍋奈津美
ディミータ 飛田万里
ボンバルリーナ 遠藤瑠美子
シラバブ 南 めぐみ
タントミール 工藤伸子
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 金井紗智子
カッサンドラ 増嶋あゆみ
オールドデュトロノミー 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ キムスンラ
マンカストラップ 福井晶一
ラム・タム・タガー 阿久津陽一郎
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 百々義則
スキンブルシャンクス 李 涛
コリコパット 塚下兼吾
ランパスキャット 幸田亮一
カーバケッティ 丹下博喜
ギルバート 千葉ヒカル
マキャヴィティ キムグヨル
タンブルブルータス 岩崎晋也
久々に軽くストーリーを追って感想。
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なんというか、ですね。
Σでか!!
という猫が二匹おりまして、他の雄猫が小さく見えました(笑)
そして雌猫は全体的に小さい、かなー。
自分の好きキャストさんが多かったです。突発して満足〜。
+目チカ。
とりあえず、千葉ギルです。ひゃっほう。あまり座ったことのない位置でしたので、ちょっと新鮮でした。あとタンブルがいたような気が・・・・
+ジェリクルソング。
趙マンカスも好きなんですが、やっぱり福井マンカスの第一声って大好きです。
そして、南バブ。ちょっと音がずれてましたね。でも、綺麗な声。
スキンブルパートは普通に聞き流してまして(笑)、タガーパートですが。
声でか・・・(笑)でもなんとなく、福井タガーを思い出しました。声質は違うんだけど、高さとかそういうのは同じかな。
とりあえず、なんて言うか・・・・・彼の前髪がくるん、としていないのが不思議なサイズのタガーだなぁ、なんてうっかり思ってしまいました。
後半に入って、黄マキャも降りてきて、ふと観たときに、タガーと黄マキャの間にカッサが立ってるなー・・・っと思った次の瞬間、それがカッサではなくタンブルだということに気づきました。わぁ。
それほど、でっかいです、この二匹。
この後さらに、マンゴがいるーと思ったのがディミだったりとか、ディミの後ろ頭を観てジェミマだと思ったりと、まだまだ私修行が足りないわ〜なんて思ったジェリクルソングです(笑)。
+ネーミング。
遠藤リナとメンチ切り合いました。
最近ネーミングってバラバラしてますねー。みんなけっこう自分タイミングで言ってるような気がします。びっちり合ってるよりは私は好きなのですが、これって合わせようとしてないのかな。
金井ヴィクのソロがかなり安定しましたね。腹筋ついたなーっていうか、観ていてドキドキしなくなりました。元々綺麗な身体をされているので観ていて気持ちいいですね。
+おばさん猫。
谷内さんの声がはっきり聴き分けられました。谷内さん、あまり背が高くないし、工藤さん王さんも背が高いわけではないので、スリーガールズが小さめだー(笑)。びしびし動くガールズです。
途中タイヤの方に移動していったタンブルとスキンブルはタイヤの上に上ろうとしていたようで、べしべしとたたき落とされていました。
そして、ゴキブリに叩き出された松島ミストが一気にスロープを滑り降りてきて、そのままべたーん、と腹ばいに寝ころんでいたと思ったら、今度はそのままごろーんと裏返しに。そのままおもむろに尻尾を握り・・・けっこうな勢いで回す尻尾を横に座っていた私の足にばしばしばしばしと当て続けてくださりやがりまして(笑)うっかりがしーんって握ってやろうかとか思っちゃいました。おかげで舞台観れやしない(笑)
+つっぱり猫。
福井タガーよりもさらにジャイアンな生き物がいるー!!って感じでした(笑)。
地声なのかな。福井さんのような響く声とはまた違うんだけど、伸びるいい声で、私は好きです。
ダンスは、まあ・・・・なんというか、身体硬そうだなーこの人は、って感じの動きでして、例えば腰を振るとかそういう動きも色気までいかないのが残念ですが。でも存在感が、あります。ありすぎです(笑)。
途中ランパス、ギル、タンブルに寄りかかるんですが、私の角度からだと他の3匹が見えないくらいのサイズでしたよ。
+娼婦猫
飛田ディミの威嚇はまだまだ弱いかなー。塚下コリコは激しいですね。
早水グリザは相変わらず楽譜通りに歌われませんねー。心のままに歌われている感じでじわじわーっと染みこんできます。
+大人物。
キムさんのバストファさんはなんか可愛らしいんですよ。憎めないというか、チャーミングです。
その周りでバタバタしている雄猫たちはもうホント可愛くて。
一度バストファさんの横にぺたんっと座ったスキンブルの肩から胸にかけてにバストファさんの極太尻尾がべろん、っと落ちてきていて、可愛かったー!
ごちそうリレーの最中、バブとジェリーがごちそうを所望してバタバタしていたのですが、そりゃもーバタバタしていたのですが、丹下カーバは気づかなかったのかわざと無視していたのか、そのまま皿を床に置いて去ってしまい、ジェリーがバブの頭を抱いて二人してしゅんとしていたのが愛らしかったです。
なんだかラストのマンカスだけ残るちょっと前まで、スキンブルがずっと上手にいたような?
+泥棒猫。
百々マンゴのゆったりした動きにも慣れました。
うーん、なんで李マンゴと百々スキンブルじゃないのかなーとかやっぱり思うんですが・・・。
真鍋ランプと百々マンゴの組み合わせは好きです。なんだかほんわかします。
+オールドデュトロノミー登場。
福井マンカスは元々声が大きいんですよね。
そんで阿久津タガーも声が大きいんですよ。
二人の発声は多分違うので、響き方が福井マンカスは下から響いてきて、阿久津タガーは前から響いてくるというか、なのに声の高さとか、雰囲気は似てると思えて。一人ずつ歌っていても二人で歌っても、普通につながってて、なおかつ混ざってて(ダメじゃん(笑))、なんだか不思議な感じがしました。
ラダメス二人ってぇのはやっぱ贅沢ですよね。
+ジェリクルボール。
南バブの声は大人声ではないのですが、真鍋ランプの声の方が幼そうな声なので、声だけ聞いてたらバブパートかランプパートか一瞬混乱しそうでした。えぇそんなのは私だけだとは思いますが(笑)。
そして誰より声が高くて可愛いのは増嶋カッサの「月に輝く!」かなー。
五反田で初めて観て、かなり好きな松島ミストですが、この人のミストは初めて観たときから魔術猫、という存在にこだわっているのかなぁと思って観ています。特に印象に残るのが、「ヒュィッ!」っと鋭く響かせて吹く息。
その瞬間、光が生まれる、という演出が非常に効いていて大好きなのです。
さて、今回のキャストのボールで特に楽しみにしていたのは、遠藤リナと幸田ランパスのソロです。
なんかもー大好きなんですよこの二人の組み合わせが。性別と色が違うだけじゃないんだろうかという似た雰囲気でがしがし踊るソロがめっちゃ好みなのです。いつか蹴り出した足で同時KOとかしないかなーというくらいのシンメトリーのダンスがいいなぁ。
あと、キビキビ軽々踊る小柄な細身の鉄道猫。
なんかこう、ちょっと違和感と既視感の同居というかなんというか。
スキンブルってラスト近くのデュト様のところに集まってわーっとやってから、そそそっと何故か退場するじゃないですか。もったいない!踊ってくれ!!(笑)
+メモリー
早水グリザのメモリー前の動きは非常に心打たれるのです。
低音の響きが大好きで、聞き惚れてました。
+幸せの姿
丹下カーバは客席を観てびくってしてる猫だったような気が。
あれは客席(というか前方)に何か見た!演出なんでしょうか(笑)。
そして、下手を見ると、金井ヴィクって背が低い訳じゃないのに、なんだか黄マキャとすげー身長差がありますよ!?
南バブの声は気持ちよく響きます。それほど訛もなく、やわらかく感じる歌い方で好きです。
そういえば、名古屋時代、ラスト近くでミストとヴィクがすれ違った後は、二匹の視線が絡むことはなかったのです。が、いつからか視線がばっちり絡んでますよね。あのすれ違いっぷりが良かったのになぁ、と時々思います。松島ミストだと特に思うのは、当時一番よく見ていた望月ミストに似た感じだからかなぁ。
+ガス〜劇中劇
谷内ジェリーはちょっと癖のあるアニメ声ですが、私は好きです。
なんだか他のジェリーにない歌の感じがして、新鮮。
前に観た時とちょっと印象が変わったかなぁ。柔らかくなったというか、あまり違和感を感じなくなったというか。
キムガスは相変わらず今にも倒れそうー。
クリューの声がなんだかいつにも増して大きいような気がしました(笑)。
まあ・・・メンツを考えればそうか。
床にべたんと寝ている阿久津タガーを李スキンブルが持ち上げる・・・ってそれなんか無理がありそうですから!!!「どっこいしょーっ」て感じに持ち上げてました(笑)
いろんな所に視線が行ってしまって、案外印象に残っていないのですが。
とりあえず、千葉ギルの殺陣は素敵でした。ちゃんとガキンガキンと音が響き渡るのがリアルですよね。容赦ないというか、テンポ早くてめちゃめちゃ好きなんです。そして、ちゃんと千葉ギル隊長は、武器であそこまで追いつめるけど、やっぱりトドメは自分の足ってのがいいです。
+鉄道猫。
列車に乗れるのが嬉しくて嬉しくてたまんないですっ!って感じの、笑顔あふれる鉄道猫です。まぶしいです。
泥棒猫の印象とはまた違って、ウキウキしている青年鉄道猫がいました。いっそバク転とか側宙とかしてみない?(笑)
ヤクザなマンカスが降りてくるちょっと前に、すでにカーバと黄マキャは上の方にヤクザ発見です。そのままちょっとあわわわってして、二匹で震えていました。そして下手では、千葉ギルはオーブンの前に・・・あれ、タガーが前に出てるぞ(笑)という状態で。
「ねずみたちもゴキブリも♪」のところで、雄猫たちが腹ばいに並ぶのですが、センターのキムマキャ(早口で言うとキムァキャとかになりそうだ(笑))が、めっちゃ笑顔で、首を軽く傾げるっていうより、左右に振るくらいの勢いでぶんぶん振って可愛いのなんのって・・・・。と、思ってふとその後ろを見ると、岩崎タンブルが変な顔してるような気がしました。なんだろ。左に振る時と右に振る時の顔が違うんですよ。あれ、わざとだと思うんだけどな〜。うーん、なんだろう、と思ってずっと見ていたら、立ち上がって去り際、後ろに座っていた真鍋ランプの頭をぺしんっと叩いて行きました。あんなことしてたんだ・・・
+犯罪猫。
飛田ディミは、ナラなどで気になっていた変な発声ではなかったのでちょっと安心しました。
でもなんか、可愛いんですよこのディミータは。カミソリっぷりが弱いかなぁ。とはいえ、飛田さんといえば、ナイスバディですよ。遠藤リナがスレンダーなのでバランスは取れていましたね。
遠藤リナは「NotThere」の発音がぞくっとします。素敵。
+マキャヴィティファイト。
上田マキャの「ふんがぁぁぁぁ」
高マキャの「とうっ!」
は非常に印象的でした。えぇ。
そしてキムマキャ。
登場第一声は「ぎゃっはっはっはっはぁ!!」
そして、繰り出される攻撃と共にほとばしる気合い。
「でやっ!!」
ウ ル ト ラ マ ン か て 。
いやもう、かなり吹き出しそうでしたよ私(笑)。
がしっ、がしっと攻撃しながら、「でやっ!でやっ!」ですもん。
ただ、後半は静かになってました。いっぱいいっぱいだったのかなー。
かなりサイズのでっかいマキャなので、見ごたえがありました。
慣れてきたら後半も咆えて欲しいなぁ。声は好みです。
+魔術猫。
松島ミストはホント綺麗に踊るなぁ。
毎度アラスゴンドターンは冒頭からとばすとばす。今回は23回くらいでダブルだったかトリプルに以降しましたが。床が傾斜してるので多少移動は入りますが、軸が綺麗で優雅に踊られるのがめっちゃ好きです。
歌は多少微妙な音程もあったりするんですが、声好きです。けっこう挑戦的なミストに感じます。
マジック最中に、ランプの手元に現れた球はそのままマンゴの球の上に、ぽん。
マンゴは二つお手玉状態になってました。可愛い・・・
松島ミストのマジックシーンは指先の使い方、息遣いなどが上手いなぁと思います。あんなに遊んでいる猫なのに、この瞬間、やっぱり魔術猫なんだーと思わされます。
+メモリー〜ラスト
グリザベラの歌が、ずーっと響いていたのが印象に残っています。
やっぱりメモリーのラストは下げて歌われるのが好きだなぁ、と思う瞬間。
あそこ上がると、なんだか普通に歌を歌い上げて去っていく、って感じがしちゃう。じわーっと心に歌いかけられて、しんみりとする瞬間。
+握手
種井爺さまと阿久津タガー。
手も大きかったです。
阿久津さんはかなり広範囲握手してまわっていましたよ。
松島ミストぎりぎり帰還。
一度みんなが退場する時に爺さまが残って客席に愛想をふりまいていると、奥のトランク向こうから、丹下カーバがほれ、という感じに指し、ミストがぺいっと爺さまを連れて行きました。久々に、ちゃんと紳士っぽいかもしれないカーバを見た気分です(笑)
キャストいろいろ
+阿久津タガー
とにかく、いろいろでかい。声も、サイズも、存在感も、カツラも、ファーも(笑)。
いや、なんかさー、ファーでかすぎません?時々はだけたようになってたもん。そして、上でも書きましたけど、前髪がくるんってしていても私は驚きませんよって感じのサイズでした。
声は地声っぽい声で上まで伸びるので、それはそれで聴いてて気持ちよかったりします。
メイクは薄めなのか、本来のお顔が濃いめなのか(笑)。ちゃんとラインは引かれてましたので、後者かもしれませんが、容易に素顔が判別できる感じで。
ダンスは・・・まあ、そんなとこで。足を上げる、とか、身体を曲げる、とかが硬そうでした。
+南バブ
えーと、とりあえず声は綺麗です。久々にクリアに響くバブを観たのかな。喉強そう。顔も可愛らしいです。ただ、ちょっと、その、体格が。太めでいらっしゃいます。
もしかして顔が小さいのかな。アンバランスな体型に見えました。
でもふくふくした仔猫と思えば、ありです。
八幡バブほどではありませんが、とことこ歩いているバブちゃんでした。半年くらい後に観ると、もっとよくなってるんじゃないかなー。
+李スキンブル
アホっぽい少年入ってそうなマンゴジェリーとはまた違う系統の、明るく爽やかな電車オタク列車に乗るのが大好きな鉄道猫でした。ちゃんと仕事はできそうですね。
カテコでは前方倒立回転跳びしてました。坂元スキンブルみたいにバク転とかしないかなーと密かに思ってるのは私だけではないと思いますが(笑)。
+キムマキャ
グヨルマキャといった方がいいのかもしれませんねー。キムスンラさんがマキャやってたら大変だー。
えーと。阿久津タガーもでかいけど、こっちもでかい。さらにがっちりしているからホントでかいです。友人たちには「赤瀬マキャ×1.2」とか書いちゃいましたけど(笑)。赤瀬マキャのがっちりした身体をそのまま大きくした感じというか、ユスキンブルをさらに大きくしたというか・・・・
で、お顔は美猫さんです。黄マキャが可愛いです。多分人気でます(笑)。
しかし、タガーもマキャも大きいので、いっそ青山マンカス連れてこい!とか思っちゃいました。その時にはスキンブルもユスキンブルなんかも連れてきて、鬱陶しいくらいにしてみてください。めっちゃ観てみたい(笑)
そんな感じで。ちょっと間が空いてしまったので、他にもいろいろ観ていたはずなんですが、メモもしてませんでしたので、軽く。
04観劇メモ/劇団四季 | orangecats23:10